性感染症の症状と治療法 3) トリコモナス膣炎 トリコモナス膣炎は、トリコモナス原虫が膣内に繁殖して起こる膣炎です。 黄色の膿状で、泡の混じったおりものが増加し、膣や外陰部にかゆみ、熱感、痛みがあります。 炎症が強い場合は、外陰や膣入口付近はもとより、膣内部や子宮膣部まで赤くなります。 治療はトリコモナス原虫を殺す働きのあるメトロニダゾールを1〜2週間、毎日膣の奥に挿入すると同時に、同じ作用のある内服薬を同じ期間服用します。 治療が終わって数日後に、もう一度検査してトリコモナス原虫がいないことを確かめることが大切です。
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