性感染症 (Sexually transmitted disease)

性感染症・・・治療には相互の協力が不可欠

STD−性感染症とは性交または類似行為のさいに皮膚や粘膜が接触し、感染する病気です。
この病気の恐ろしいところは、自分だけがいくら予防につとめても、相手が感染している場合はうつされる可能性があるということです。少しでも異常があった場合は、恥ずかしがらずにパートナーと共に治療を受けましょう。
性行為によって感染する疾患を性病と呼んでいますが、日本で「性病予防法」の対象とされている性病は梅毒、淋病、軟性下疽、、鼠径リンパ肉芽腫 の4つです。最近では性的接触により感染する新しい疾患が増えてきたため、従来の性病よりも広い意味で、これらを総称してSTD(性行為感染症)と呼ぶようになりました。STDには従来の性病に加えて性器ヘルペス、尖圭コンジローム、トリコモナス膣炎、クラミジア感染症、カンジダ膣炎、エイズなどがあります。
STDは性行為によって感染する病気ですが、性交渉がなくても、血液を介して感染したり、手や口の接触が多い母子間で感染したり、妊娠中に子供が母親の体内で感染したり、出産のときに産道で母親から子供に感染する病気も含まれます。
STDを100%予防する方法はありません。性交渉のあるカップルの一方が感染すると、相手にもうつす可能性が高いので、自分ひとりが予防につとめても不完全なのです。もし、不幸にも感染したら、相手も一緒に治療を受ける必要があります。

STDの症状と治療法
MRI
  性器ヘルペス
  尖圭コンジローム
  トリコモナス膣炎
  クラミジア感染症
  カンジダ膣炎
  エイズ

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