Q.日本人の三人に二人は成人病で命を落としているそうですが、その中で悪性腫瘍の占める割合は?

A.ようやく定着した「生活習慣病」という呼び名ですが、使われ始めた昭和三十年代から、悪性腫瘍、心臓病、脳卒中のいわゆる三大生活習慣病の総死亡に占める割合は増加の一途をたどっています。平成に入ってからは大きく変化していませんが、それでも肝硬変、糖尿病を含めると約三人に二人がこれらの病気で亡くなっています。
現在、死亡総数に占める死亡原因の割合は、統計によりますと、
1位:悪性腫瘍…26.5%
2位:心臓病 …20.2%
3位:脳内出血など…14.9%
4位:肺炎・気管支炎…9.1%
5位:不慮の事故…3.9%
6位:精神病・記載のない老衰…2.9%
7位:その他(自殺、肝炎、ネフローゼなど)
となっています。現在、死亡原因の第一位を占めているのが、悪性腫瘍です。昔は悪性腫瘍で亡くなる人はそれほど多くなく、年間ニ万〜三万人程度でした。それが戦後急に増え始めて、見る見る10万人を突破し、最近では20万人以上が悪性腫瘍で死亡しています。しかも恐ろしいことに年々増加する傾向にあります。なんと、四分間に一人は悪性腫瘍で死亡しているのです。世界的に見ると、四秒間に一人の割合になります。このままでいくと、将来は、日本では三分間に一人、世界では三秒間に一人という驚異的な割合になることが予測されています。


二人に一人が悪性腫瘍で死ぬ時代

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