ピロリ菌と胃潰瘍・12指腸潰瘍 


除菌療法の副作用について

除菌療法の副作用にはどんなものがあるのですか?
○ これまでに除菌療法の主な副作用として以下の事柄が報告されています。
1)軟便、下痢
 :便がゆるくなったり、下痢を起こしたりすることがあります。
 2)味覚異常
 :食べ物の味をおかしいと感じたり、にが味や金属のような味を感じたりすることがあります。
 3)AST(GOT)の変動、ALT(GPT)の変動
 :肝臓の機能を表す検査値が変動することがあります。
副作用が現れたらどうすればいいのですか?
○ 軟便や下痢、あるいは味覚異常が起こつた場合には、症状に応じて次のように対処してください。
 ○ 軟便、軽い下痢また味覚異常の場合
   自分の判断で、服用する量や回数を減らしたりせずに、残りの薬を最後まで(7日間)服用を続けてください ただし、服用を続けているうちに下痢や味覚異常がひどくなった場合には、我慢せず、主治医または薬剤師に相談してください。
 ○ 発熱腹痛をともなう下痢、あるいは便に血が混ざっている場合
   このような場合には 直ちに薬の服用を中止して主治医または薬剤師に連絡してください。
○ その他、気になる症状を感じた場合には、自分の判断で勝手に服薬を中止するのではなく、主治医または薬剤師に相談してくたさい。
除菌療法が終了した後に生じる問題点が何かありますか?
○ ピロリ菌の除菌が成功した患者さ人の約5〜10%に、胃や12指腸潰瘍のぴらん、逆流性食道炎が報告されています。
〇いずれも症状は軽微あるいは無症状の場合が多く、治療が必要となるケースは稀です。
〇これらは、ピロリ菌の除菌によって、低下していた胃酸の分泌が正常に戻ったために起こると考えられています。
           


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