口内炎(こうないえん)と漢方薬

治りにくい口内炎が増加・・・
口内炎は胃腸虚弱やビタミン不足も一因
口内炎のとらえ方

口内炎とは、口の粘膜に現われるさまざまな症状をいいます。
食べ物や水分がしみたり、粘膜にびらんや潰瘍ができて出血しやすくなったり痘状も多様で、口の中の広い範囲に発生します。

発生の背景に基礎疾患が潜んでいるものもありますが、多くは原因不明で、慢性の胃暢虚弱、ビタミン不足、生理異常や妊娠などが 一因といわれています。
一般的には、ビタミンB2・B6製剤が使われますが、口内炎には繰り返し起こすものが多く、期待した成果を上げられないことも多いようです。
こうした治りづらい口内炎に、漢方治療が効果的です。

口内炎には急性と慢性のものがあります。