西洋人参

人参といえば、野菜のキャロットをまず思い浮かべますが、有名なのは、高麗人参(朝鮮人参)です。キャロットはセリ科ですが、西洋人参は高麗人参と同じウコギ科の仲間です。高麗人参と西洋人参には、働きに大きな違いがあります。高麗人参は“元気をつけて興奮させる”という働きが中心で、「胃腸が弱く気力・体力ともに低下して、疲れて、体がだるく冷えを訴える方」が目安です。それに対して西洋人参は“元気をつけながら、落ち着かせる”という働きが中心で、「疲れているが興奮して良く眠れない、いらいらして、ほてりもあるという方」にピッタリで現代社会に多い“心身のアンバランス”による精神的疲労には最適です。