特徴
 主に血糖値を下げる効果があるといわれるインド北西部からペルシャにかけて自生するバンザクロ(65%)を主成分に、雲南省産の高級プーアル茶である後発酵茶(35%)をブレンドさせた健康茶です。糖尿病の方や、炭水化物・アルコールなどを多くとられる方に最適です。

バンザクロの作用機構
 糖尿病には、インスリン依存性糖尿病とインスリン非依存性糖尿病と呼ばれる糖尿病があります。後者の患者は、肥満している場合が多いようです。インスリンの分泌がもともと悪いような事が背景にあり、当然インスリンの絶対量が不足します。
 インスリンが筋肉や脂肪組織へのグルコースの取り込みを促し、肝臓や筋肉でのグリコーゲンの合成を促進する事によって血糖値を下げるのです。又、脂肪代謝に対しては、アドレナリンなどのホルモンは脂肪を分解し、血中に脂肪酸を放出しますが、インスリンはアドレナリンによる脂肪の分解を抑制します。バンザクロにはインスリンと同様の効果があるといわれています。

後発酵茶の作用機構
 後発酵茶を精製する過程において用いられる「黒麹菌」が膵臓を刺激し中性脂肪(トリグリセリド)を脂肪酸とグリセリンに分解する酵素「リパーゼ」の分泌を促す効果があるといわれています。