フリーラジカルと活性酸素

フリーラジカルについて・・・
フリーラジカル・・・最近、化粧品の広告などでもフリーラジカルや活性酸素という言葉をよく目にします。
しかしフリーラジカルの認知は3%弱という調査もあり、この言葉の意味を理解している人は意外と少ないのが実態の ようです。
お肌の老化にも影響を与えるフリーラジカルとは、いったい何でしょうか?

●「非常に反応しやすい」原子や分子
人間の身体は約60兆の細胞でできており、さらに拡大すると最後は原子になります。
原子の中心は原子核で、その周りを電子という小さな球がまわっています。
原子核が太陽だとすると、電子はその周りを周回している惑星です。
電子の中には、いつもペアになりたがる変わった性格がひとつあります。
約100種類ある原子の大部分はシングル電子をもち、水素は一つ、酸素は二つというようにその数もはじめから決まっています。
たとえば、水素がもつシングルの電子1個を、パートナーを求めている1本の腕と考えます。
同じように酸素にこの腕が2本あると考えると、酸素の両手に水素が一つずつつながった時に、全部が落ち着いた関係になります。
これがH2O、つまり水の分子です。このH2Oからむりやり水素電子をひとつはぎとると、パートナーのいない手が1本残されます。
これがフリーラジカルの一例です。
つまりフリーラジカルを一言で言うと、「ペアになっていない電子を抱え、非常に反応しやすくなっている原子や分子」のことです。
フリーラジカルの中には、電子のペアを作るために、他の分子から強 引に電子を奪う過激分子もいて、その代表格が「活性酸素」です。

●攻撃された脂肪酸は有害物質「過酸化脂質」に変化
フリーラジカルの一番ターゲットになりやすいのが、多価不飽和脂肪酸です。
フリーラジカルに攻撃された脂肪酸は「過酸化脂質」と呼ばれる有害な脂質に変化します。
この過酸化脂質はいったん生まれると、過酸化がドミノ倒し式に進み、細胞膜に埋め込まれているコレステロール やタンパク質も酸化の巻き添えにします。
このような酸化物はそれ自体に毒性があるだけでなく、本来の役割を果たせなくなり、大変有害です。
しかし、さまざまな抗酸化物で膜組織に強力なバリアーをかけておくと、フリーラジカルも容易に酸化の連鎖反応を起こせません。
そこで抗酸化物として働くビタミン、ミネラル、アミノ酸などを十分に摂取することが、 フリーラジカルの防御ネットワークの強化につながります。

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